第3回「春日台地域おたすけガイド」ワークショップを平成27年12月20日に春日台小学校 体育館にて実施しました。
前回話し合った内容を元にして作成した「春日台地域おたすけガイド」に則って、西消防署指導の元、大地震が起こったとの想定でシュミレーションが始まりました。
参加者の住んでいる地域別に1〜3、4〜6、7〜9丁目と3つにグループ分けし、あるグループ地域内で家屋被害や道路被害、家屋の下敷きになり救助の必要な人がいるという想定など。
◎ 一つのグループが防コミ本部を立ち上げ、統括防災リーダーを一人決め、その他の人たちで情報作戦班、防災資機材管理班として人員配置。
● 情報提供・共有した事柄は、防災マップやホワイトボード・模造紙を準備し書き込む。
● 地区内の被害状況を収集し、被害状況に応じて各ブロックに活動内容の具体的指示(情報収集・伝達、安否確認.被災者の救出・救護、消火活動、災害時用援護者の避難支援など)を出す。
◎ 他のグループはブロック毎の対応として各ブロック避難場所に集まった想定にし、集まった人の中からブロック長を一人決め、その他の人たちを集まって来た(避難して来た)人として、消火や救助など対応すべき災害に応じた班の編成や、本部への情報伝達等の人員に配置する。
それぞれのグループ内みんなで意見を出し合ったり、個々の特性や資格、経験など救助等に活かせるものを率先して出し合ったりしました。初めての経験でしたので、
『何をすればいいのか?』
『何を聞けばいいのか?』
『何が必要なのか?』
『何を伝えればいいのか?』
『何が出来るのか?』
などなど戸惑うことばかりでした。
※今回作成した「春日台地域おたすけガイド」はまだまだ手直しが必要です。集まった中からリーダーを一人決めるとありますが、やはり、一人では咄嗟の時には頭が回らないです。
サブリーダーと協力しながら進めて行く、または集まったみんなで相手を尊重しながら意見を出し合うなど、皆が好き勝手に動かない、誰かがマニュアルに沿って指示してみんなで協力する、など課題はまだまだあります。
この「春日台地域おたすけガイド」のH27年度版は各避難所、自治会・管理組合単位、近隣施設に配布予定。また簡易版を全戸配布する予定にしています。
1〜2年に一度は見直しが必要で、春日台住民の皆さまに広く浸透して行くことを願い、今年度の「春日台地域おたすけガイド」の事業を終えたいと思います。
たくさんの方々にご理解、ご協力いただけたこと深く感謝致します。今後とも地域の防災防犯活動にご参加いただけますようよろしくお願い致します。
春日台防災防犯福祉コミュニティ